こだわり農法

耕作放棄地の解消

長崎県松浦市星鹿町の農場は耕作放棄地を解消・開墾して様々な野菜を栽培しています。耕作放棄地とは、過去1年以上作物の栽培が行われておらず、今後も耕作に使用されない土地の事です。耕作放棄地が増える事で雑草や害虫の増加、鳥獣の被害やゴミの不法投棄など様々な問題が発生します。そんな現状を改善したい!と考えた地のものファームは耕作放棄地の解消を始めました。現在、耕作放棄地を解消した土地ではグラウンドペチカやながさき黄金、紅はるか、青首大根など様々な野菜を栽培しています。

耕作放棄地の解消

    耕作放棄地の問題点
  • 雑草・害虫の増加・被害(周辺の農地にも被害が拡大する)
  • 鳥獣被害(野生動物の行動範囲が拡大し、餌を求め集落に降りてくる可能性がある)
  • ゴミの不法投棄の増加
  • 地滑りや土砂崩れの被害増加
  • 食料自給率の低下

じゃがいもへのこだわり

長崎県松浦農場ではデジマやさんじゅう丸など一般に出回るじゃがいもから市場やスーパーでは普段手に入れることの出来ないグラウンドペチカやながさき黄金など珍しい品種まで栽培しています。 地のものファームは特にグラウンドペチカの栽培にこだわっています。
グラウンド=大地 Ground じゃがいもは、フランス語でpomme de terre、オランダ語でaardappelと呼ばれており大地のリンゴという意味です。
ペチカ=печка ロシアの暖炉、オーブンじゃがいいもの赤い部分がペチカの火を連想させるため、ペチカを名前に取り入れたそうです。ペチカを囲って、団欒する家族や友人のように、食べた人が幸せになってほしいという思いが込められています。

グラウンドペチカ

乳酸菌を使って栽培

地のものファームではじゃがいもやミニトマトを栽培する際に、乳酸菌を使うことで農薬やその他肥料を最小限に抑えています。乳酸菌は私たち人にも必要不可欠、身体の調子を整えてくれる菌ですが、それは野菜達にも同じなのです。

乳酸菌を使って栽培

    主な効果
  • 糖を餌にして殺菌作用のある有機酸「乳酸」を作ります。
  • 乳酸によりpHが下がることで雑菌が抑制され、他の菌が働きやすい状態になります。
  • 土壌中のミネラルをキレート化し、植物に吸収されやすくします。
  • じゃがいものそうか病の原因である放線菌を殺菌、水田の有機質肥料の腐敗防止の効果があります。

緑肥とは

じゃがいもやさつまいもを収穫した後の土地にひまわりやマリーゴールドなどの植物を植え、収穫せずにそのまま田畑にすきこむことで後から栽培する作物の肥料として利用する植物のことです。肥料としての役割だけでなくふかふかの土を作る、土壌の地力向上など、様々な効果があります。松浦農場でも実際に取り組んでおり、農産物の品質向上に努めています。

緑肥

    主な効果
  • すきこんだ緑肥が腐植化し、土壌がふかふかの状態となり保水性が向上します。
  • 肥料成分の利用率向上と生育に必要な保肥力を向上させます。
  • じゃがいも等では、ナス科植物以外の緑肥を植えることで、微生物が多様化し、連作障害や土壌病害の被害削減ができます。
  • 梅雨の時期など降雨が多い時期に栽培することで、作土の流亡を軽減できます。
  • 緑肥の中でも、ひまわりやマリーゴールドなどは景観美化にもなります。

堆肥とは

落ち葉や牛糞、豚糞、鶏糞などの有機物を微生物によって十分に分解されたもので肥料分がほとんどありません。堆肥をすき込むことで粘土質の土や砂質の土を野菜が良く育つ土にすることができます。堆肥を餌にたくさんの微生物を呼び込み、多種の微生物が増えバランスのとれた環境となり有害な微生物の繁殖を防ぐことができます。

堆肥

有機肥料とは

地のものファームでは、農産物を栽培する際に有機肥料を使用しております。では有機肥料とは一体どういう物なのでしょう。

有機肥料とは、米ぬかや油かす骨粉などの動物・植物製の有機物のうち肥料成分を含むものを原料とした肥料のこと。野菜は有機肥料をそのままの形で吸収することができず、土の中の微生物によって分解され無機化して吸収されます。また、肥料成分や副成分の含む量が低いので濃度障害や塩類集積などが現れにくい利点があるのです。

有機肥料